プロテスト実技その12
最後の一局を迎えた俺。
配牌は悪くなく、ツモも悪くなかった。
8順目には、綺麗なピンフ、ドラ1のイーシャンテンに育っていた。
受け入れは、一萬、四萬、七萬、ソーズの5、8だった。
かなり、いい形で、すぐテンパイできると思った。
が、ここからが近いようで、遠い。
「ポン!」
そんな中トップ目から役牌のしかけが入った。
多分テンパイだろう。捨て牌も濃いし、仕掛けた後に出てきた牌が、全員の安牌。
さらに、すぐ他者からリーチが入った。
それに合わせて俺も、ソーズの5をひいた。
「リーチ」
心臓が、破裂しそうだった。
しょっぱなのツモに力がはいる。
ひいてきた牌は・・・・
四萬!!
「ツモ」
「リーチ、一発、ツモ、ピンフ、ドラ1」
裏が一つでも乗ったら、ハネマン、いっきにトップまで見える。
静かに裏ドラを確認しに行った・・・
裏が二つ!!
「6000オールは、6100オール」
この状況で、一発ツモ!裏もきっちり乗って・・・
ついてるなぁ、つきすぎてる・・・まだ、心臓が落ち着かなかった・・・
続く・・・・
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